2017-01-01から1年間の記事一覧

小沢と小山田はまだ一緒に音楽をやっている

私の妄想である。 しかしそう考えずにはいられない。 『あなたが犬なら』 Corneliusの「あなたがいるなら」の歌詞が聴いて想像していたものと大分違っていた。 昨日までAppleMusicの歌詞の一部に確かにそう表記されていたらしい。 今日確認したが、その部分…

オルタナとロック

音楽の世界に身を置いているとよく思うことがある。 「ロックをやりたい」とか「ロックなバンドでありたい」という人達がとても多い。 しかし本質的にロックというものを捉えている人がどれだけいるのだろうかということ。 体感的に9割はロックというものを…

「流動体について」のストリングスアレンジ

近田春夫氏がストリングスアレンジについて言及していた。 今時、弦はシンセの打ち込みでもかなりなことが出来るのだが、やはり人間が演奏をしないことには不可能な領域はある。このスリリングなアレンジを聴くと、つくづくそう思えてくる。いや、実際、最近…

小沢健二の言う「裏切り」の意味

先日、小沢健二のオフィシャルサイトひふみよに「裏切り」という言葉が突然現れた。 そんな風に動いていく世で、日本の社会の渦の真ん中らへんに今回身を置いてみて(テレビ局に行くとか、普段しないので)、『流動体について』という難しい内容の曲への反応…

「流動体について」楽曲分析

小沢健二の「復活」シングル「流動体について」を作曲の観点から分析していきます。 初めて聴いたときのこの曲の印象は「オザケンが帰ってきた」です。 それは「ある光」の後にリリースした曲達が「オザケン節」ではなかったからでしょう。 メディアにオザケ…

オザケンをイイという人

オザケンがカムバックして一週間以上が経ち、周りの反応も段々見えてきました。 僕の周りでは否定的な意見はほとんどなく、同世代だと「やっぱり『何か』いいよね」という意見が多かったです。 オザケンについてコアなファンじゃない人が考えるのは、 ・明る…

小沢健二「流動体について」歌詞解釈

メディアの意見をシャットアウトしたつもりが、色々耳に入りました。 否定的な記事、書いているライターの方もいました。 「音楽的に」とか「年齢的に」とか。 でも僕はこう思います。 一つの曲をリリースしただけで、ここまで世の人達が歌詞の意味や、作り…

「流動体について」コード進行

「流動体について」 作詞/作曲/編曲:小沢健二 ■Intro■※(×=8分休符) |G G × × A G × B|× G A G × × × ×| |A |A/F# |C#m7 |C#m7 |Bm7 |E |A | 羽田沖 街の灯が揺れる 東京に着くことが告げられると |A/F# |C#m7 |Bm7 |E |A |A7 | 甘美な曲…

「間違い」に気付く

小沢健二の「流動体について」の歌詞解釈。 私なりに考えていたのだが、その歌詞の通り私自身の解釈が既に間違っているように思った。 彼の曲について解釈する上で、やはりもっと情報を集めるべきだった。 他人の解釈はさておき、彼自身が発信しているものは…

オザケンとの出会い

「オザケン」の最初の記憶はどれだったかはわからない。 はっきりと覚えているものを書いていく。 まずは1994年12月11日に放送されたHEY!HEY!HEY!。 「一浪したけど、塾は行かないで東大に行った」というエピソードや、ダウンタウンへの生意気な態度を覚えて…

小沢健二、ニューシングル

先日、小沢健二がゲリラ的に日本を騒がせた。 友人と渋谷で向かえた朝、始発を待つ二人は閉まったTSUTAYAの透明な自動ドアから「小沢健二」と「ニューシングル」の文字を目撃する。 その夜ミュージックステーションに彼はいた。 流動体について 今は小沢健二…

はじめまして。

この記事を読んで下さった方、はじめまして。 Sanieといいます。 このように文章を書こうと思った経緯は、日ごろから感じたことや考えていることを外に発信したい。また、思考の整理をしたいと考えたからです。 SNSについてどうとらえているかというと、他愛…